新卒でアウトソーシング業界に就職すると言うと、「やめとけ」という声がきかれます。
本当の意味での専門知識が必要なアウトソーシング企業であれば、「やめとけ」とは言いません。
ただ、単なる雑用レベルの派遣業務がメインの企業なら「アウトソーシング業界やめとけ」と言わざるを得ません。
単純作業の派遣業務のアウトソーシングならやめとけ
本来、アウトソーシングとは、自社でできないような専門的な業務やコストのかかる業務を他社に依頼して実施してもらうといった内容です。
弁護士や税理士等の専門の資格を持った方やコールセンター、給与計算等がアウトソーシングとしてよく利用されているかと思います。
一方、問題となっているのは、アウトソーシングとは名ばかりの専門性を必要としない労働派遣業務のようなことをしている会社です。
専門性を必要としないので、就職しやすいかわりに下記のようなデメリットがあります。
- 給与が安い
- スキルが身につかない
- 派遣社員や契約社員として雇用されると、使い捨てにされる危険性がある
新卒の社員がすぐに役にたたないのはあたりまえですが、ちゃんとした会社なら上司や先輩が育ててくれます。
スキルが上がるにつれてキャリアアップもし、給与もあがっていくでしょう。
名ばかりのアウトソーシング会社では、こういった将来が見えず、ただ歳をとっていくだけということになりかねません。
自分の明るい将来が見えないようなら、「アウトソーシング業界はやめとけ」と断言できます。
まとめ:アウトソーシング業界やめとけ
単なる雑用レベルの派遣業務がメインの企業なら「アウトソーシング業界やめとけ」という結論になりました。
特に新卒で入った場合、スキルを磨いていって、自分のキャリアを形成することも重要です。
「アウトソーシング」という名前に騙されず、「何をするのか」「スキルは身につくのか」「どういう雇用形態になるのか」といった労働環境を確認してからでないと、後悔することになります。
誰でもできるような単純作業しかできないようなアウトソーシング会社なら、「やめとけ」と言わざるを得ません。