お金が目的なら大手子会社はやめとけ!親会社より給与は安く出世しにくい!

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ヤフー知恵袋を見ていると、子会社への就職を考えている大学生の質問がありました。

大学生です。
子会社はやめとけと聞きますが、

一部上場している子会社でも、やめたほうが良いのでしょうか?

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11247739241

結論としては、「お金が目的なら親会社はやめとけ」です。

安定や仕事の楽さを考えるなら、子会社でもいいでしょう。

しかし、給与に関しては親会社よりは低いのは間違いありませんし、出世もしにくいことが予想されます。

お金を目的にするのなら、子会社ではなく親会社への就職を目指すべきです。

目次

子会社は親会社の経費削減のためでもある

大手企業が子会社を設立する大きな理由の一つに、経費削減があげられます。

子会社は人件費を抑えた上で、必要な人材を確保する受け皿として機能しているのです。

親会社にとっては、人件費を大幅に削減できる狙いがあります。

実際、私の知り合いで大手の会社に勤めている人から、親会社の1つの部署を子会社として切り離したという話をきいたことがあります。

子会社とはいえ、今までの部署の仕事と同じで、一応別会社に発注している扱いになっているだけです。

親会社と子会社の間でお金のやりとりは発生しますが、グループ全体で見ると社外へお金はでていかないということですね。

それなのに、子会社の人件費を抑えることで、トータルのコストはカットされるという仕組みです。

このように、大手企業には子会社を利用して経営合理化を進める思惑があり、必ずしも従業員の利益を考えたものではないと言えます。

別会社とはいえ、実質的には親会社の一部署ですので、親会社の意向に従わざるを得ません

子会社は親会社よりも給与も信用も低い

子会社に勤める場合、親会社よりも給与水準が低くなる傾向にあります。

また、社会的な信用度や知名度も劣ってしまいます。

まず給与面では、新卒での初任給が親会社より低いのはもちろん、残業代支給率なども低い水準にとどまるケースが多くあります。

さらに賞与や退職金などの手当ても親会社ほど手厚くない可能性もあります。

人件費を抑えることが前提にあるため、待遇面での差は避けられません。

先程の知り合いからきいた話では、子会社の方が3割ぐらい給与が安かったそうです。

また社会的な信用度や知名度が低い点も無視できません。

子会社は親会社の名を冠しているものの、社会的な認知度は決して高くはありません。転職の際のアピールポイントを欠いてしまう可能性があるでしょう。

親会社に勤めている時はローンの審査があっさり通ったのに、子会社に出向になったら審査が厳しくなったという話もきいたことがあります。

このように、子会社で働く場合、親会社に比べて明確なデメリットがあります。

子会社では出世しにくい

子会社に勤める場合、出世が親会社ほど望めないのが実情です。

子会社の重要なポジションには、親会社の出向社員がつくことが多いです。

この時点で、子会社ではなく、親会社の一部署といった感じですね。

子会社の社員がつけるポジションは、経営に直接影響しないようなところしかないかもしれません。

がんばって働いているのに、子会社というだけで、出世の道が塞がれてしまうのは悲しいものがあります。

出世に興味がなくて、給与が安くてものんびり仕事したいという人には、子会社でもいいでしょう。

しかし、がんばって出世をして、いい給与をもらいたいと思う方には、「子会社はやめとけ」と言いたいです。

まとめ:お金が目的なら大手子会社はやめとけ!

お金が目的なら大手子会社はやめとけ!」という結論になりました。

全てとはいいませんが、子会社が設立されるのは、経費削減が目的です。

親会社の仕事の一部を切り離し、子会社化して、安い給与で社員を雇うということですね。

ですので、親会社の意向には逆らえませんし、重要なポストは親会社の出向社員が押さえてしまうことになります。

結果、子会社では、給与が安く出世も難しいという現実が待っています。

出世してお金を稼ぎたいという人には、大手の子会社はおすすめしません。

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