ヤフー知恵袋を見ると、東京外大在学中で外交官を目指している方の質問がありました。
東京外大新一年生です
外交官目指してます
キャリアになりたいのですが、民間大手に比べると給料は安めで、激務+残業代なしみたいな話を結構見かけるので心配です。国家公務員としての社会的地位や裁量権みたいなものはもちろん魅力なんですが、両親やこれからできるかもしれない家族のためにも給料は多いに越したことはないですよね
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13275356558
給料が多いことを期待して、キャリアを目指しているようです。
しかしながら、「お金が目的なら外交官はやめとけ」という結論になります。
どうしてもお金目的で外交官になるのなら、キャリアを目指すしかないでしょう。
とはいえ、キャリア採用を目指すのは難関のため、外資系企業等に行った方が現実的だと考えます。
「やめとけ」と言われて迷っているのは、自分のやりたいことが見つかっていないのかもしれません。
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外交官はやめとけと言われる3つの理由
一般的に外交官はやめとけと言われる理由について紹介します。
- 残業が多くプライベートが持てないから
- 異動が多くて家族との時間が作れないから
- 危険な地域への赴任があり命の危険があるから
それぞれ解説していきます。
残業が多くプライベートが持てないから
外交官は残業が非常に多い職種なのが現状です。日々の業務に加えて、緊急の案件が頻繁に発生するためです。
プライベートな時間がほとんどなく、家族や趣味の時間を作ることが難しくなります。実際に、仕事と家庭の両立に苦しむ外交官が多数います。
- 夜遅くまで会議や書類作成で残業する人
- 週末や祝日も出勤して業務をこなす人
- 休暇が取れずプライベートな予定が立てられない人
家族や私生活を大切にしたい人には向かない職種だと言えるでしょう。
一日24時間のうち、仕事に費やす時間が長すぎるのが現実です。
給与の額面は多くなるかもしれませんが、激務に見合った給与なのかどうかは考えないといけません。
異動が多くて家族や友達との時間が作れないから
外交官の仕事の性質上、頻繁に国内外への異動を余儀なくされます。配属先の変更に伴う転勤は避けられません。
そのため、家族や友達と一緒に過ごす時間が継続的に取れないのが課題です。実際に、単身赴任や別居を強いられる外交官が少なくありません。
- 夫婦で海外勤務だと子供の教育に支障が出る
- 家族と離れ離れになると家族との絆が希薄化する
- 転勤の度に子供の学校や友人関係が変わるので落ち着かない
家族と友達との時間を大切にしたい人は、他の職種を選んだ方が賢明です。
家族や友達との時間とお金のどちらが大切か、考えてみる必要があります。
危険な地域への赴任があり命の危険があるから
外交官の職務は、一部で危険を伴うこともあります。紛争地域や政情不安定な国への赴任の際は特に注意が必要になります。
最悪の場合、命の危機にさらされる可能性さえあるのです。テロや誘拐、暴動などの脅威から身を守らねばならない環境もあり得ます。
- 一触即発の紛争地域で活動する必要がある
- 現地では常に身の危険を感じる状態である
- テロや誘拐の可能性も完全には排除できない
安全面でのリスクを考えると、外交官という仕事は極めて危険だと言わざるを得ません。命より大切なものはありません。
危険を冒したくないのであれば、外交官を辞める選択肢を真剣に検討すべきでしょう。
お金のために命を捧げるというのでなければ、「外交官はやめとけ」という結論になります。
外交官になるならキャリア採用一択
「お金のために外交官になるのはやめとけ」という理由を紹介しました。
それでもどうしても「外交官になってお金を稼ぎたい」というのなら、「キャリア一択」です。
外務省の採用は、大きく3つのカテゴリーに分けて実施されています。
- 総合職
- 専門職
- 一般職
この中で総合職が一般的にキャリアといわれます。
キャリアだけが贅沢三昧とか、ノンキャリアでは出世できないといった声がきかれます。
狭き門を通過しないとキャリアになれないので、選民意識が強いのかもしれません。
どうしてもお金目当てで外交官になるのなら、「キャリア以外はやめとけ」となります。
総合職
いわゆるキャリアと言われるカテゴリーです。
「国家公務員採用総合職試験」に合格した後、外務省に内定を受けることで外交官になれます。
総合職に内定している大学を見ると「東京大学」「慶応大学」「早稲田大学」等、いわゆるエリート大学の人たちばかりです。
本当に外交官になりたいという人たちがひしめく激戦区だと考えられます。
専門職
外務省が独自に実施する「外務省専門職員採用試験」に合格することで、外交官となれます。
外国語会話試験が実施されるため、ある程度外国語を話せることが条件となってきます。
そのため、「東京外国語大学」等の外国語を専門とする大学の合格者が多いようです。
ヤフー知恵袋の質問者さんも「東京外国語大学」ですので、現実的なのはこの「専門職」だと思います。
しかしながら、お金が目的なら外資系企業にいった方がいいでしょう。
一般職
「国家公務員採用一般職試験」を経て採用されるのが、一般職です。
総合職や専門職と違い、高卒でも受験資格があるのが一般職です。
まとめ:お金が目的なら外交官はやめとけ
「お金が目的なら外交官はやめとけ」という結論になりました。
下記のような理由から、お金目的で外交官になったら苦労が予想されます。
- 残業が多くプライベートが持てないから
- 異動が多くて家族との時間が作れないから
- 危険な地域への赴任があり命の危険があるから
それでもどうしても外交官になってお金を稼ぎたいのなら、「キャリア一択」です。
しかしながら、狭き門であるキャリア外交官を目指すより、外資系企業等に就職した方がおすすめです。
「やめとけ」と言われて迷っているのは、自分のやりたいことが見つかっていないのかもしれません。
自分の「やりたいこと」や「強み」を見つけるには、キャリアコーチングがおすすめです。
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