ヤフー知恵袋を見ていると、消防士に転職しようと考えている人の質問がありました。
安定した公務員に就きたいという理由で、消防士になろうと考えているようです。
何となくで消防士になったら後悔するでしょうか?
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11281708401
高卒4年目工場で働く男です
低賃金三交代パワハラの全てが揃った会社に今年で4年目になるのですが、これからの人生を考えた時に転職したいと考え、色々考えた結果安定した公務員がいいなと思い、消防士又は技能者に転職したいと考えるようになりました。
何となくという気持ちで消防士になったら、間違いなく後悔するでしょう。
消防士は命を救う仕事ですので、厳しいのが当たり前と考えた方がいいです。
厳しい環境に耐えられないような繊細な方も、「消防士はやめとけ」という結論になります。
何となく消防士になっても続かない
多くの人が消防士を「かっこいい仕事」と思い描いているかもしれません。
しかし、実際にはその仕事の過酷さを知らずに入職し、すぐに離職してしまう人も少なくありません。
何となく消防士を目指して入職しても、仕事の実態を知れば続けられなくなる可能性が高いのです。
具体的には以下のような理由が考えられます。
- 想像を超えた過酷な訓練や現場活動にショックを受ける
- 危険を伴う任務に不安を覚え、精神的につらくなる
- 24時間拘束の交代勤務が体力的にきつすぎる
- 上下関係が厳しすぎて、組織になじめない
このように、消防士の職務は非常に過酷であり、現実を知らずに入職した場合、初めての経験に精神的にも肉体的にもダメージを受けてしまいます。
志望動機がしっかりしていないと、すぐに離職に至ってしまうのです。
消防士を志す場合は、事前によく仕事内容を理解し、覚悟を決めた上で応募することが重要です。
また、何となくで消防士になってしまうと、仕事内容とお金が釣り合わないと感じることもあるでしょう。
魅力と困難さの両面を十分認識しないと、いずれ道半ばで挫折してしまう可能性が高くなります。
将来的な生活設計や、自身のストレス耐性、体力など、様々な観点から熟考することが不可欠です。
繊細さんには消防士の仕事はキツイ
消防士は、人命救助や火災現場での活動など、非常に危険を伴う過酷な仕事です。
そのため、精神的にも肉体的にもかなりのタフさが求められます。
繊細な方や、デリケートな性格の方には、消防士の仕事は適していない可能性が高いでしょう。
具体的には、以下のような理由から、繊細な人には消防士の職務がキツイと言えます。
- 過酷な現場を目にすることが多く、精神的ストレスが蓄積しやすい
- 拘束時間が長く、不規則な生活リズムを強いられる
- 怪我のリスクが高く、命がけの訓練や活動がある
- 上下関係が厳しく、人間関係にストレスを感じやすい
火災現場や救急現場では、焼死体や血しぶきなど、一般人には想像しがたい過酷な光景に遭遇することがよくあります。
繊細な人であれば、これらに強いショックやトラウマを受けてしまう恐れがあります。
また、常に非常事態に備え、長時間の拘束勤務を強いられます。
訓練や実務を通して、怪我や事故のリスクも高くなります。
さらに、組織の上下関係が厳しく、人間関係にストレスを感じやすいでしょう。
消防士はパワハラが多いといった話もありますが、実際は指揮命令系統をはっきりさせるために、厳しい態度をとっているだけかもしれません。
パワハラと感じるかどうかは本人次第のところもありますが、厳しい環境が嫌な繊細さんは、最初から消防士を目指さない方がいいでしょう。
まとめ:何となくで消防士になるのはやめとけ!
「何となくで消防士になるのはやめとけ!」という結論になりました。
人を助ける仕事ですので、キツイ環境に身をおかないといけません。
安定している公務員だからという、何となくの理由で就職した人が長続きできるとは思えません。
また、いくら志があっても、繊細な方も向いていない職場といえるでしょう。
パワハラはもちろんだめですが、上司や先輩の言動が厳しく感じる可能性があります。
あまり怒られたくないような人は、気持ちだけでは消防士になれないと思います。