検察事務官の出身大学ランキング!Fランク私立大学では検察事務官になれない?

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公務員を目指している方の中には、検察事務官になりたいと思っている方もいると思います。

とはいえ、自分の通っている大学で検察事務官になれるのかどうか、不安な方もいると思います。

もちろん、出身大学によって検察事務官になるのに有利とか不利は、ありません。

それでも、目安として検察事務官の出身大学は気になるところですよね?

今回は、検察事務官の出身大学のランキングを紹介します。

目次

検察事務官の出身大学ランキング

検察事務官の出身大学について、一般には公開されていません

ですので、正確な検察事務官の出身大学については、不明です。

ただ、検察事務官になるには、国家公務員採用一般職試験に合格する必要がありますので、国家公務員一般職の合格者数から推測してみます。

AERAによると、2022年の国家公務員採用一般職試験の大学毎の合格者ランキングは以下のとおりです。

多少の変動はあると思いますが、検察事務官の出身大学も下記と大きく変わらないと考えられます。

順位大学国・公・私立人数
1岡山大国立237
2中央大私立209
3早稲田大私立194
4明治大私立188
5立命館大私立170
6同志社大私立160
7日本大私立156
8広島大国立153
9新潟大国立146
10熊本大国立142
11千葉大国立138
12大阪公立大公立137
13九州大国立135
14琉球大国立134
15北海学園大私立130
16北海道大国立117
17法政大私立114
18東北大国立113
19神戸大国立112
20香川大国立111
引用:AERAのデータをもとに作成

国立大学は、中堅クラスの大学が多い印象です。

東京大学や京都大学等の上位の国立大学の学生は、一般職ではなく総合職を受験しているためと考えられます。

私立に関しては、上位から中堅ぐらいの学生数も多い大学がランキングしています。

国立、私立共に学生数が多い大学ばかりですので、単純に受験者数自体が多いとも考えられます。

国・公・私立の検察事務官合格率

国立大学、公立大学、私立大学、それぞれの検索事務官の合格率を見ていきます。

便宜上、国家公務員採用一般職試験の合格率を検察事務官合格率とさせていただきます。

国家公務員採用一般職試験の申込者数、合格者数、合格率は以下の通りです。

学歴申込者数(人)合格者数(人)合格率
国立大学・大学院9,6403,84839.9%
公立大学・大学院2,13572133.8%
私立大学・大学院15,2713,36822.1%
引用:人事院のデータから作成

見てわかるとおり、国立大学の合格率が高く私立大学の合格率は低くなっています。

公務員採用試験では、高校レベルの知識を問う「基礎能力試験」がありますので、大学受験の時の知識や経験が活きてくると考えられます。

ですので、比較的合格が難しい国公立大学は、公務員採用試験でも合格率が高いのでしょう。

一方、私立大学の難易度はピンキリですので、私立大学全体の公務員採用試験の合格率を、下位レベルの私立大学が足をひっぱっている可能性があります。

Fランク私立大学でも検察事務官になれるのか?

検察事務官になるには、大学受験での経験が活きる可能性が高いと紹介しました。

国家公務員採用一般職試験に合格している大学を見ても、Fランクといわれる大学名はありません。

とはいえ、Fランク私立大学が、検察事務官になるのをあきらめる必要はありません

あくまで大学受験と国家公務員採用試験は別物です。

国家公務員採用試験に向けて、勉強をすれば合格は可能です。

ただし、国公立大学や有名私立大学に比べると、公務員試験を受ける方が少ないことが不利になる可能性はあります。

公務員を目指す方が周りにいれば一緒にがんばれますし、公務員になれた先輩から話をきくこともできます。

しっかりした環境を築くため、公務員試験対策が必要になるでしょう。

まとめ:検察事務官の出身大学ランキング

検察事務官の出身大学については公開されていません。

しかし、国家公務員採用一般職試験の合格者と同等と推測すると、下記のようなランキングになると予想できます。

順位大学国・公・私立人数
1岡山大国立237
2中央大私立209
3早稲田大私立194
4明治大私立188
5立命館大私立170
6同志社大私立160
7日本大私立156
8広島大国立153
9新潟大国立146
10熊本大国立142
11千葉大国立138
12大阪公立大公立137
13九州大国立135
14琉球大国立134
15北海学園大私立130
16北海道大国立117
17法政大私立114
18東北大国立113
19神戸大国立112
20香川大国立111
引用:AERAのデータをもとに作成

中堅の国立大学や学生数の多い私立大学がランクインしています。

単純に学生数が多いから合格者も多いと思いますが、大学の偏差値も関係していると考えられます。

Fランク私立大学の方で検察事務官を目指すのであれば、公務員試験対策を万全にする必要があるでしょう。

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