仕事を決める上で、平日休みか土日休みかで悩む方もいるかもしれません。
中には、「平日休みは負け組」とか「土日休みは勝ち組」といったことを言う方もいるようです。
個人的には「平日休みはやめとけとは言えない」という結論になります。
そもそも「平日休み」とか「土日休み」とかではなく、「何をやりたいか」といった内容で仕事を決めるべきでしょう。
「土日休み」が希望だったとしても、自分のやりたい仕事が「平日休み」なら、それはもうしょうがないでしょう。
むしろ、土日休みにこだわって、やりたくもない仕事をする方が後悔することになると考えます。
平日休みのメリット・デメリット
人それぞれライフスタイルが異なるため、平日休みであることがメリットとなる人もいれば、デメリットになる人もいます。
一般的に言われている「平日休み」の主なメリット・デメリットは以下の通りです。
平日の外出が楽で混雑を避けられる
平日は一般的に人出が少ないため、買い物や公共施設の利用がスムーズにできます。
混雑を避けられるというのは大きなメリットです。
レジの行列に並ぶ必要がなく、ゆっくりとショッピングを楽しめます。
役所や銀行に行きやすい
役所や銀行等、土日休みという施設は結構あります。
平日休みであれば、役所や銀行等に行きやすいというメリットがあります。
ただ、役所は頻繁に行くような場所ではないですし、銀行もネット銀行をメインにしている方にはあまり関係ないかもしれません。
旅行やレストランが安い
一般的に、平日の旅行や食事の場合、土日の価格が高めに設定されていることがあります。
土日が休みの人が多いので、それにあわせた価格設定ですね。
ですので、平日休みならお得な価格で旅行やレストランを楽しめるかもしれません。
友人や家族と予定を合わせにくい
一般的に平日休みより、土日休みの方の方が多い傾向にあります。
具体的な数字はわかりませんが、土日働いている人より、平日働いている人の方が2~3倍程度多いようです。
もちろん、学校の場合は基本的にカレンダーどおりの休みになりますので、土日休みのパターンが多いでしょう。
そうなると、土日に予定をあわせて友人や家族と過ごしにくくなります。
とはいえ、一人で過ごすのが好きな方でしたら、これはデメリットとならないでしょう。
また、社会人になって家族を持つ友人が多くなると、土日いっしょに遊ぶことも減ってくると思いますので、デメリットには感じなくなるかもしれません。
社会的に浮いた存在になりがち
社会的な通念からすると、土日が休みというのが一般的です。
平日の昼間からブラブラしていると、無職と思われるかもしれません。
そういう風に思われたところで、何の問題もないと思いますので、気にしなければいいだけですが。
平日休みかどうかより仕事内容の方が重要
平日休みのメリット・デメリットを紹介しましたが、どれもそれほど大したことではないです。
結局のところ、仕事内容が一番重要ではないでしょうか。
自分のやりたいことができるかが何より大切
社会に出てから、人生の大半を費やすのが仕事です。
したがって、やりたいことができるかどうかが何より大切な判断基準となります。
自分の適性や興味関心に合った仕事内容であれば、平日休みか土日休みかはあまり関係ないでしょう。
特に、接客業につきたい方にとっては、必然的に平日休みの仕事になると思います。
ブラック企業だったら休みがないかもしれない
土日が休みの仕事についたとしても、ブラック企業であれば、そもそも休みがないかもしれません。
土日に休めるかどうかよりも、ちゃんと休みがとれることが一番大事だと考えます。
土日休みにこだわりすぎて、休ませてもらえない仕事についてしまっては意味がありません。
休みがとりやすいか手当がどれだけつくか確認する必要がある
土日出勤の仕事でも、家族や友人と過ごしたいこともあると思います。
その際、休暇がとりやすい環境であるかどうかも重要です。
また、祝日勤務の場合は休日手当がつくのかも事前に確認する必要があります。
仕事は大事ですが、家族や友人も同じくらい大事ですし、働いた分のお金もしっかりもらう必要があります。
まとめ:平日休みの仕事はやめとけとは言えない
「平日休みの仕事はやめとけとは言えない」という結論になりました。
平日休みには、メリットもデメリットもありますので人によって判断は変わるでしょう。
休みが平日か土日かよりも、「どんな仕事をしたいか」で仕事を選ぶべきです。
そもそもブラック企業であれば、休みがとれないかもしれませんので、休みのとりやすさ等も考慮にいれた上で、やりたい仕事を探した方がいいです。
その結果平日休みの仕事になったのなら、好きに楽しめばいいと思います。