ゼネコン(建設業界)の現場仕事はやめとけ!施工管理や現場経理もキツイ!

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ヤフー知恵袋を見ていると、建設業界(ゼネコン)で働きたいという方の質問がありました。

建設業界[ゼネコン)は激務でやばい、やめとけとよく聞くのですが、文系職(事務職)はどんな感じなんでしょうか?

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11270095926

結論としては、「ゼネコンの建設現場仕事はやめとけ」です。

ゼネコンといっても、仕事内容は様々ですが、現場で働く仕事は大変です。

施工管理のような現場責任者の仕事はもちろん、文系職である現場経理もやめておいた方がいいでしょう。

ゼネコンで働くことを考えるなら、現場ではなく、本社等でデスクワークできるポジションを考えて、キャリアをつむことを考えた方がいいと思います。

目次

ゼネコンの現場作業はキツイからやめとけ

ゼネコンで実際に働いた人からは、現場作業はきついという意見がでています。

繁忙期は土日出勤当たり前

ゼネコン勤務の方で、繁忙期は土日出勤当たり前で働いているようです。

スーパーゼネコン勤務の者です。
私も繁忙期は土日も当たり前の様に働きますが、普段は持ち帰り残業はしません。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11231948761?__ysp=44K544O844OR44O844K844ON44Kz44Oz44Gv44OW44Op44OD44Kv5LyB5qWt

実際、厚生労働省の資料によると、建設業において、完全週休2日制をとれているのは2割もないことが分かります。

4週4休以下、つまり週に1回休みをとれていない人の割合は、3分の1を越える割合になっています。

引用元:https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001428484.pdf

非常に休みをとりづらい環境といえます。

休日が少ないということは、体のこともありますが、家族や友人とのプライベートにも影響がありますね。

「ゼネコンはやめとけ」という意見にも納得です。

ゼネコン経理でも残業は多い

上で紹介した質問に対して、ゼネコンの経理をされている方から回答がありました。

経理業務でも残業が多かったとのことです。

ゼネコン経理です。
いわゆるメインとなる現場経理(工事現場の収益管理)について書きます。

激務ではないですが、それなりに大変で、現場の事務作業の補助や雑用、決算を夜中までやったりする場合もあります。

どの程度かと聞かれると、会社によるとしか言えません。
残業時間は月20時間程度、年に数回45時間超えることがあるほか、担当現場多ければ多いほど業務量も増えます。

今は事務系でも本社部門なので、ほとんど残業はありません。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11270095926

残業45時間ということは、法律上の上限いっぱいですので、かなりきついことが伺えます。

一方、本社部門に異動になってからは、ほとんど残業がないとも語っています。

経理とはいえ、現場都合で動かなければいけない関係で、残業も増えるのだと考えられます。

実際、厚生労働省の資料によると、建設業は他の産業よりも残業が多い傾向があるようです。

下記グラフの赤が建設業で、青が全体です。

年間で比較すると、364時間も労働時間に差があることになります。

単純計算で、1日1時間多く働いていると考えると、「ゼネコンはやめとけ」という気持ちも分かります。

現場仕事以外ならゼネコンでもやめとけと言えない

どうしても、ゼネコンで働きたいのでしたら、現場以外の部署で働く方がいいでしょう

特殊な機材の専門家として働く方は、勤務時間が短めのようです。

まず、ブラック企業かどうかは現場だけで判断しないで下さい。ゼネコンは山ほど職種がありますし、私も現場で管理者として幾度も勤務をしましたが、今は本社近くの勤務地で朝は8時から夕方17時で帰宅しています
私は特殊な機材の専門家として会社に数台しかない機材等を取り扱っています、現場と比べるとかなり緩いと思いますし、しかしながら絶対に必要な部署でもあります。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11231948761?__ysp=44K544O844OR44O844K844ON44Kz44Oz44Gv44OW44Op44OD44Kv5LyB5qWt

何らかの技術や知識を持っていることで、ゼネコンのきつい仕事から逃れる手段なのかもしれません。

実際、建設業における離職率は大卒よりも高卒の方が高くなっています。

少し古いデータになりますが、高卒者の場合、建設業(赤色)の離職率が全体(緑色)よりも高くなっていることが分かります。

高卒の場合、現場仕事につくことが多いと思いますので、現場仕事がキツイことの現れだと考えられます。

引用元:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000090621.pdf

一方、大卒者の場合、建設業(赤色)も全体(緑色)も離職率はほぼ変わりません。

建設業の方が、少し離職率が低いくらいです。

大卒者の場合、現場以外の業務にあたることも考えられますので、現場以外は離職率が下がると考えてもいいのかもしれません。

引用元:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000090621.pdf

まとめ:

ゼネコンの建設現場仕事はやめとけ」という結論になりました。

ゼネコン自体の残業時間や休日出勤は、他業種と比べてかなり多くなっています。

実際にゼネコンで働いている方の意見を参考にすると、建設現場での仕事が残業や休日出勤が多い傾向にあるようです。

一方、現場を離れた仕事ですと、残業時間が少ないという意見があります。

ゼネコンでの仕事を希望するのでしたら、「建設現場仕事はやめとけ」と言わざるを得ません。

どうしても、ゼネコンで働くのでしたら、現場以外をおすすめします。

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